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BALI, INDONESIA
Report No.2


インドネシアのバリ島に向かうフライト


Story of 12 November 2011

日本へなかなか帰れない

さて前回までのオハナシは、確か、バリ島から飛行機に乗って日本に帰ります ! というところまでであった。

そして、空港について飛行機を待っている間に深夜となり、0 時を過ぎた。

前のページにも書いたように、帰りのフライトが夜行なのは良いのだが、出発が深夜 0:50 とかなり遅い。つまり、本来であれば、もう少し早い時間に飛行機に乗り込んで、さっさと寝たいというところなのである。まあしかし、そうはいっても出発の 30 分くらい前には飛行機に乗れるはずである。そして、乗ってさえしまえば、離陸前からもう寝てしまうことはできるはずである。

なので、なるべく早く搭乗できるように、0 時過ぎには、すでにゲート前まできて待っていた。

しかし …

0:20 になっても、何のアナウンスもない。

のみならず、0:25 になっても、0:30 になっても、引き続き何のアナウンスもない …

そして、いよいよこれは何かまずいことがあるのかもしれない、と皆が思い始めた 0:45 に、ようやくアナウンスがあった。そして、ではようやく搭乗か ? と思いきや、アナウンスの内容は 「早く飛行機に乗り込んで寝たい」 という民衆の想いを、実に、あっけなくがっかりさせるものであった。つまりは 「フライトは、遅れます」 というものであった。

変更された新しい出発時間は … とアナウンスが続く。乗客がいっせいに耳をそばだたせる。

「3:25 になります」 という無情なアナウンスである。

なぜだ ? という声が上がり、ざわざわする。

夜だが、天候は悪くない。風は無風である。機体も来ている。というより飛行機は、もうゲートにスタンバイ状態である。しかしそれ以上の説明はない。


出発時間表示がなくなってしまった

そしてそうなったら客は待つしかすることがない。二時間ひたすらひたすら待つ。そして、まあ、ようやく、何とか 3 時になる。もう 3 時なのに、寝るに寝られない。というところで、ようやくまたアナウンスが始まった。

それでは ! とばかり、乗客がいっせいに荷物をもってゲートの方に移動をしようと準備する。そうしたら、またまたアナウンスの内容は大衆の願いを裏切るものであった。つまり 「再度、遅れます」 とのことである。

今回、再度変更された新しい出発時間は、なんと 4:20 !

しかし再度、そうなったら待つしかない。

そして、まあ、ようやく、何とか 4 時になる。もう 4 時なのに、寝るに寝られない。そしてちなみに、現地時間で 4 時ということは、日本時間ではつまり 5 時である。

と、なったころに、ようやくまたまたアナウンスが始まった。半信半疑で耳をそばだてる。しかし今回は、どうやら、搭乗できそうなオハナシであるのでホッとする。しかし、時間的にはもう朝だ。それも、日本時間だともうすぐ 6 時という中途半端に朝の時間帯だ。夜行のフライトのはずが朝のフライトになってしまったわけである。機内に乗り込んでも、もう朝なのでなかなか眠れない。

とうわけで、徹夜で成田空港につきました。

では最後に、滞在中に撮影したバリ島の写真をご覧ください。


使用撮影機材 : GR Digital II & EOS 5D