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from the World

DALLAS, USA
Report No.2


米国に向かうフライト中。アクアラインと富士山が見えた


Story of 7 November 2017

ダラスの街に出かける

さて、その翌朝である。少しダラスの街を歩いてみる。


ダラスのまちかどのようす

ダラスには 1970 年のあの有名な 「事件」 の現場がある。

ダラスで連想するのは、やはり例のケネディ大統領の事件であろう。その現場はやはり見てみたい。行ってみると、犯人が潜んでいた現場の五階建ての建物は、いまではミュージアムになっていた。

そして近くにジョン F. ケネディ・メモリアル・プラザというものがあった。

今回、ダラス市内の観光の話題はその程度しかないのだが。


ジョン F. ケネディメモリアル・プラザ


Story of 7-9 November 2017

仕事のはなし

連日、朝から晩まで会議である。日中に観光しているヒマなどはないのである。

まあ、簡単に言えばいろいろな具体的課題があり、議長から、Face to face meeting では遅くなるので、次回は WEB 会議として開催する、という通達があった。

しかし、ここはアメリカである。欧州人はいない。出席者はアメリカ合衆国、カナダ、メキシコなどの北米大陸の人が中心である。その場合、経験上、この展開はあまり良くないのである。

つまりこういうことだ。

次回 WEB 会議の実施日はいついつで、時間帯はこれこれ、こういう時間にしたいと提案がある。そして 「みなさんいいですね ?」 という問いかけがある。みなさま、うんうんという反応である。

まだだいぶ先のことだし、WEB 会議なので移動があるわけでもない。なので、誰からも異論はない。

「じゃあこの日時でいいですね ! ちなみに、この時間だと、日本は何時になりますか ?」

と聞かれる。やはりそうなってしまうか …

「午前 4 時です」

「おおそれは大変ですね ! でも出席してくださいね !」

後記:
幸運にも、この日本時間午前 4 時のミーティングの日は、別の用事でドイツに滞在していられることになった。日本時間午前 4 時はドイツ現地時間では午後 8 時だった。


食品安全関連の国際会議の会議場にて


Story of 10 November 2017

というわけで

そして、約一週間のダラス滞在も、いよいよ最終日となった。

すっかり生活の場としてなじんだダラスのマンション生活が終わる日でもある。

朝起きて、部屋で簡単な朝食をつくって食べる。その後、洗剤とスポンジで調理器具とお皿とマグカップを洗う。さらに、ペーパータオルでていねいに水分をふき取って食器棚に収納する。

次に (もう何回目かなるのだが) ゴミを廃棄用とリサイクルの二つの袋に分別する。そのゴミ袋をもって、ビルのゴミ捨て場まで捨てに行く。部屋、バス、トイレの掃除まではさすがにしないのだけれど、それは、自分が部屋を出たあとに掃除をする人のための費用を別途支払い済である。

そして、部屋の外に出てドアのカギを閉める。とても、名残惜しい感じがする。

カギをキーボックスの中に戻してロック (最初の日に暗証番号で開けたやつだ) したあと、マンションの玄関を出て、毎日、会議場までの往復で歩いた最寄り駅までの道を、今日は空港に向かうため、最後にもう一回だけ歩いていくのであった。

今回の旅日記は以上です。

それでは、さいごに、今回撮影したダラス市内のモノクロ写真をどうぞ。



使用撮影機材 : Leica M-E, Leica M Monochrom