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LYON, FRANCE
Report No.2


今回はフランス往きである


Story of 30 September 2013

ローヌ川を見にいく

この日は滞在四日目となる。

会議は三日目に入る。

会議内容は、ISO 13485 という規格の原案を練り上げるための具体的議論で、配布された厚さ二センチくらいの各国からの意見が編集された資料の検討である。もちろん全て英文である。その資料をベースにして、アメリカ人議長の進行でどんどんテンポよく議論が進む。非英語圏国民としては大変つらい状況である。

が、その道のスーパーな専門家の真剣かつ具体的な議論である。「目からうろこ」 ということもしばしば。ひょっとして、リヨン市内の、どのような他のエンターテインメントよりも、この議論そのもののほうが面白いのではないか ? と思う瞬間である。

しかし、かなり分厚く難解な英文資料である。非英語圏国民は、夜は夜で、翌日の議論の分の資料の予習をせねばならない。

そういうわけで、田舎町に隔離されても、夜、退屈しているヒマはないのだ。

さて、明日で会議も最後となる。会議最終日は終了後そのまま帰途につく人も多い。そこでこの日、つまり会議最終日前日の夕方、主催者のハカライで市内中心部のローヌ川の波止場まで行くバスが用意された。そして一時間ほど、ローヌ川の遊覧船に乗せていただくこともできた。


リヨン市内を流れるローヌ川にて

遊覧船の後、ホテルに戻る。

夕食 … は、ジュースとパン (まだ残っていたのだ)。

翌日の分の会議資料を見ながら。


Story of 1 October 2013

いよいよ最終日

会議の議論結果の詳細のようなカンジンかつ重要な事項は、ここではすべて省略するが、ともあれこの日、会議が終了した。


ホテル近辺で見かけた犬二匹

会議終了後は、リヨン空港へと向かうのだが、こちらはもはや地元民のようにすっかり公共交通機関のノウハウをマスターしているのである。市内中心部に出るだけで 5000 円、空港までは一万円という超高価なタクシーなどはもはや眼中にない。

まずは市バスに乗って地下鉄の駅に向かう。そして地下鉄に乗り、リヨン中央駅へ。中央駅からは、ローヌエキスプレスというトラム型の電車に乗ってリヨン空港に向かう。


ローヌエクスプレスでリヨン空港に到着

そして、リヨン空港からはエールフランスの飛行機でパリ・シャルル−ドゴール国際空港へ。そして、さらにパリ国際空港から成田空港へと向かうのである。

まあ、そのように無事に日本にはたどりついたのだが、思えば、今回はグルメもショッピングもなしのフランス旅であった。

以下は、リヨンで撮影したモノクロ写真です。


使用撮影機材 : GR Digital IV & Leica M Monochrom