インドネシアのバリ島というところに行くことになった。
それはひょっとして、あの 「アジアの宝石」 とも呼ばれる、超有名なリゾート地の 「バリ島」 に行くということなのであろうか ? そう、そのとおりなのである。そしてこれは、その旅行中に得られた有益な情報をいっさい排除し、役に立たない情報のみを厳選し、写真つきでまとめたレポートとなります。
しかし …
決して、楽しい楽しい休暇、というわけではない。行く用事は、もちろんお仕事である。つまりは参加すべき国際会議の場所がバリ島になったのだ。しかし、そのような場合、場所が場所だけに、周囲の皆さんにあまり 「仕事」 とは思ってもらえないのが難点である。
周りでも、会社のカネで、バリ島 ? に行くだと ! ふん遊びに行くようなものだな … という雰囲気がただよってきてしまう。
おそらくは、これをお読みの読者諸兄もさように思われるであろう。
しかし何回も言うようだが、行く用事はもちろんお仕事なのである。
さて、バリ島は日本人にとってメジャーな観光地なので、前回のサウジアラビアとは違って、現地までのアクセスが便利なのは良いところである。インドネシア・ガルーダ航空だと、往きは、昼間のダイレクトフライトがある。所要時間は 7 時間弱。
ちなみに、往きに、そのインドネシア・ガルーダ航空を利用した場合、帰りのフライトは夜行となる。そして、その出発時間は、深夜の 0:50 となっている。これが、もう少し早ければ良いのだが … と思わざるをえないところではある。しかし、飛行機に乗ってさえしまえば乗り換えはないし、飛行機に乗ったらすぐ寝て、朝起きたら日本に着くというスケジュールも悪くない。総合的に、移動自体はまずまず楽なところではある。
さてフライトが決まったら、次に宿泊地を確保する必要がある。
国際会議が開催されるのは 「グランドハイアット」 という超リゾートホテルである。そして、そのホテルは ★★★★★ のハイグレードなところである。プライベートビーチまでついているらしい。そして、当然のことながら、お値段の方もそれなりに高い。そして、さようなところは予算オーバーであり、これも当然のことながら、とても泊まらせてもらえない。
そのため、会議の事務局からもらった近くのホテルのリストの中から、比較的安いところ … いや、いちばん安いところ探して、そこを予約するのであった。
しかしまあ、そういうわけで、成田空港へと向かう。
出発前に成田空港で両替をするため 15000 円を差し出したら、なんと、戻ってきたのは 128 万ルピアの札束である。思わず、札束の記念写真を撮るのであった。