国際会議のため、アメリカのシカゴに行かせていただきました。
さて、成田空港へ行って、アメリカン・エアのカウンターでチェックインしようとすると、すんなりとは飛行機には乗せてくれない。コンピューター端末で、席のアサインメントがうまく行かないのだ。係の人は 「ゲートでお席をお取りします」 という。
しかたないので、出国手続きをしてゲートへと向かうことにする。
出発のゲートへ到着。で、こちらの係員のお姉さんの言うことには、しばらくそちらのお席でお待ちくださいとのこと。しかしそのとき、その係員が、別の係員に小声で話す言葉が聞こえてしまった。
「こちらのお客様、空席待ちです」
く、空席待ち ?
まあしかし、何かの沙汰があるのを待つ以外に手はない …
待つこと 30 分。アナウンスに呼ばれて再度ゲートの係員のところへ行くと 「本日あいにくエコノミー席は満席で」 とのこと !
そして …
「ビジネスクラスのお席をお取りしました」
そういうわけで。
今回は、格安エコノミー・チケットなのに、ビジネスクラスでゆったりとアメリカへと向かうのであった。
そうして乗り込んだアメリカン航空の機内誌でおもしろいものを発見。なんとメタル製 (ステンレス ? ) のハシを機内販売で売っているのだ。75 ドル。
その宣伝文句は
「安っぽいウッドのハシなど忘れよう。このメタル製の自分専用のハシを使うのだ。同じテーブルでウッドのハシを使っている他の人にだんぜん差をつける、このメタルのハシでスシやサシミをエンジョイするべし。持ち運びするためのケース付き」
文脈から考えて、どうも寿司屋などにこのメタル箸を持って行け、ということのようだ。しかし、これは完全に何かがずれていると思う。